備忘録みたいなアニメ・マンガ日記

漫画やアニメや特撮他、趣味話の気楽な備忘録・・・

懐かしの「鉄腕アトム」など・・・

こんばんは。

 

同じ作品の話ばかりをずっとするのは苦手ですが、その分自分の好きな作品は相当広いので(笑)、色んな思い出の作品をあれこれ改めて書いてみる事にしました(昔もやった気はしますけれど)。覚えていられるうちに・・・って感じの備忘録ですわ。

 

今度、「ブラックジャック」のドラマが放送予定の手塚治虫先生の作品。

 

自分は手塚先生といえば、やはりまずは「鉄腕アトム」・・・モノクロ版。自分の物心ついたばかりの頃の「推し」の第一号と言えるくらいに大好きでしたから。

 

今も残ってる当時物のハンカチ(自分のです)。

大昔は大量に家に「アトム」グッズがありました~~。

 

アニメの方は、モノクロ版しかちゃんとは観てはない。新しい方(カラー版)は、手塚先生が関わってたのに、その当時風にあれこれ改変しすぎて返って妙な感じになって行った…と思ってる。ライバルだったアトラスの設定しかり。途中でアトラスも大人になっちゃって・・・その辺りであまり観なくなって、後は最終回位しか観てない。

 

その最終回が、モノクロ版では太陽に突っ込むアトム(「地球最大の冒険」)で、カラー版は「アトムの初恋」(アトムの両足はアトムの初恋相手のロボットの足だったっていうお話)。最終回は、どちらも手塚先生が考えた話。

 

その後のリメーク版「ASTOROBOY 鉄腕アトム」や他の映像は殆ど見てない。もはや別物。

 

あ、東映動画版の「ジェッターマルス」。「アトム」がやれないから、と、あの作品になったとかですが、スタッフは虫プロ系の方が多かったのでそれなりにレベルは高かったかも(声もアトムのままだったしな)。

原作「アトム」の話をアレンジして使ってた事があったのを覚えております(観てて「アトム」の話だ!と思った・・・人工太陽だったかな。設定上、寒いのと暑いのが逆転してた記憶がある)。

 

それにしても、手塚先生にとってもモノクロ版「鉄腕アトム」の最終回は、その存在が相当大きかったらしく、「太陽に突っ込んだアトム」の続編をご自分で何度も連載されていましたね。

 

一つはサンケイ新聞の「アトム今昔物語」。タイムパラドックスに落ちそうになったアトムが自滅しちゃう(二人存在することを阻止する為)話で、もう一度「アトム誕生」の話が登場しますが、元の話と若干違って段々パラレルワールドになって行く感じでしたね。何かスッキリしなかった。

 

手塚先生は、コミックスにする都度内容をいじるのが有名なんですが・・・。

鉄腕アトム コンプリートブック」

この本の中に改変前の連載通りの「アトム今昔物語」が復刻収録されている。

 

私の時代の学年誌にも「太陽に突っ込んだアトム」の続編にあたる「鉄腕アトム」が連載されてました。今でいう「アトム還る」です。

何でもその頃、実写化企画があったらしく、それに合わせてだったらしいけれど。

でも続編の「アトム還る」の最終回でも結局元の時代には帰れないで終わったと思う。(自分の頃の学年誌は手塚先生や横山光輝先生、永井豪先生他・・・の有名漫画家の先生方が何だかんだと連載してくれていて、超豪華でした。手塚先生の作品は毎学年、必ず何かがず~~っと連載されていましたし。「ぽっかち」「冒険ルビ」「やじうまマーチ」「鉄腕アトム」等など。)

 

後で思い出しましたが、太陽に突っ込んだアトムのその後で、「アトム二世」ってエロ・パロディみたいな「アトム」もありましたわ。

 

オリジナルの「アトム」の原作の最初は、天馬博士は自分の亡き息子トビオに似せて作ったアトムが成長しない事に嫌気がさして、ロボットサーカスに彼を売ってしまうのですが、現代では問題視されるのか、その身売りの話は改変されるのも常になりましたね(やれないんでしょう)。

 

あとね、後年のリメイクには、アトムの兄弟と言うと、「ウランちゃん」以外はまず登場しませんでした。自分が、アトムの兄か弟かで、混乱する元になった「コバルト(原作は弟で、モノクロ版では兄)」や、末っ子の「チータン」も。どっちもモノクロ版には登場してるので。

個人的には「コバルト」はお兄さんだと思ってます(モノクロ版のイメージが強烈すぎて)。

 

モノクロの「アトム」、さすがに黎明期だから最初こそ動きがギクシャクしてたり、作画がちょっと・・・はあるけれど、やってるスタッフも段々慣れて来て、面白いエピソードも一杯あります。アニメになって、手塚先生の元は離れたかもしれないけれど、その後有名になるスタッフが大勢いてもうやりたい放題だったかも(いい意味で)。

 

それと、アトムの声はやはり自分にとっては「清水マリ」さんなんですよねぇ。この人以外、どうしても馴染めないので・・・。

という訳で、一昨年とうとうご本人にお会いできたのでうれしかったです。

 

鉄腕アトムと共に生きて(清水マリ:著)」

清水マリさんの自叙伝。お会いした時にこれにサインをいただきました。

 

昔発売された「鉄腕アトム大図鑑」。

連載は光文社でしたが、これは講談社発売(一応系列会社だったかな)。

 

こっちはアトム誕生の年月日に発売されたBOXのチラシ(光文社)。

予約はしなかったけれど、書店に在庫がある内にBOXの現物も買いましたわ~~。

高額だし、買うのは悩んだけれど記念です・・・。

 

手塚治虫記念館」の初期の頃に行った「アトム」の展示(二回分)。

 

他にもあれこれ持ってる物はありますが、多すぎるのでこの位にしておきます~~。

 

あ、もちろん、モノクロ版のDVD-BOXもありますよ。それでは。

 

PS:手塚先生にも二回、お会いしたことはあります・・・。